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栃木県大田原市は、同市内のゴルフ場で4月に開催予定の「第10回日韓対抗中学・高校生
ゴルフ選手権大会」について、韓国で口蹄疫が発生していることを理由に、主催する
「日本高等学校ゴルフ連盟」(小坂憲次会長)に大会の中止を要望したことを明らかにした。
同市によると、乳牛、肉牛産地である同市は1月21日、口蹄疫対策本部を設置。県家畜保健
衛生所などと協議した結果、「口蹄疫発生国との公的な国際交流は控える」と決め、
同月27日付けで同連盟に文書を郵送したという。
28日、記者会見した津久井富雄市長は「大会の価値を認めながらも、一大畜産地帯として
口蹄疫を予防したいと、断腸の思いで決断した」と述べた。同市は、市民にも口蹄疫発生国へ
渡航注意を促すチラシを配布するという。大会は4月3~7日まで、同市南金丸の那須野ヶ原
カントリークラブで、日韓両国で選抜された中高生の男女選手計24人が出場して行われる
予定になっている。同市は特別後援しており、大会運営費助成として今年度予算で120万円を
計上している。
(2011年2月1日08時25分 読売新聞)
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