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今年はじめ、白頭山近隣地域で発生した地震で、金正日(キム・ジョンイル)
国防委員長のために三池淵で養殖されているヤマメが全滅したと対北朝鮮短波ラジオ
「開かれた北朝鮮放送」が21日報道した。 また北朝鮮住民たちの一部は、白頭山周辺の
頻繁な地震で移住する計画をたてていることが分かった。
放送によれば、15日、両江道の消息筋は、「1月8日、白頭山近隣で発生した地震を
両江道三池淵郡の養殖池でも感知した」として、「その余波で三池淵から熱い温泉水が
流れ出て、養殖池の数十尾のヤマメが全滅した」と伝えた。
消息筋は三池淵の水は瞬間に煮立っただけで、他の変化がなかったが、煮立った水が
池周辺1km外まで流れ出たという。 この騒動で、三池淵踏査宿営所で白頭山を現地調査
するために留まっていた踏査生らと近隣住民たちがあわてて待避する騒動になったという。
消息筋は、「今回の地震で住民たちが三池淵をはじめとする白頭山周辺に住むのはとても
危険な状態だと認識するようになった」として、「これから白頭山一帯で火山や地震が頻繁
に起きると心配している」と付け加えた。
この日死んだヤマメは金正日の食用として養殖されている「8号製品」という。このヤマメは
自然に育ったものでなく、人為的に金委員長のために養殖されたもので、数が少ないと
同放送は伝えた。 同放送は、金正恩(キム・ジョンウン)が党代表者会で後継者として
公式登場した直後の昨年10月9日にも、白頭山近隣に3.2と3.7規模の地震が相次いで発生し、
住民たちの間では、「金正恩登場のせいで地震が発生した」という噂が飛んだと報道していた。
最近、白頭山周辺では2003年6月と11月、2005年7月に各々月250回ほどの小規模地震が
発生するなど、1999年から今まで3000回の地震が発生したと放送は伝えた。
韓国速報 11/1/22
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