11/01/20 15:01:40
英紙フィナンシャル・タイムズの調査によると、中国の国家開発銀行と輸出入銀行は
2009年からの2年間にわたる発展途上国の政府と企業への融資は、1100億ドルを超えた。
一方、2008年半ばから2010年半ばまでの2年の期間、
世界銀行から発展途上国が融資した総額は1003億ドルだった。
中国の同融資総額は世界銀行より10%上回ったことになる。
英BBC中文ネットによると、中国の国家開発銀行と輸出入銀行は
国外融資の詳細情報を公表していないため、フィナンシャル・タイムズ紙の調査は
主に公表された関連融資の情報や、融資先の国の情報、中国当局の情報に頼っている。
「一部の『敏感な』融資は公表されるはずもない。
フィナンシャル・タイムズ紙が公表した中国の融資総額は
実際の数値を下回るものだろう」とBBCは指摘した。
一方、フィナンシャル・タイムズ紙のこの調査結果について、
これらの銀行はコメントしていない。
2010年、中国の外貨準備高は世界最高の2兆8500億ドルに達している。
BBCは、「中国国家開発銀行と輸出入銀行は実質上の『政策銀行』であり、
その根本的な任務は中国当局の国家利益のために業務を展開することである」
と分析し、中国の原材料不足の問題を解決することや、
中国企業のために国外市場を開拓することが、その任務の一環であると指摘した。
同報道によると、エネルギー資源や自然資源はあるが、
開発資金を誘致できない一部の国に対し、中国当局は融資している。
交換条件は資源の長期的供給である。
このような方式で、中国はベネズエラやブラジルなどの国に、
石油の長期供給の協議を締結させている。
URLリンク(www.epochtimes.jp)
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