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日本でも人気の韓国の女性アイドルグループ「KARA」。19日、一部のメンバーが所属事務所に対して契約の解除を申し出た
ことが分かりました。活動の継続が危ぶまれています。このK-POPの世界で相次ぐトラブル。一体何が起きているのでしょうか。
印象的な「ヒップダンス」で人気を博している、韓国のガールズグループ「KARA」。
美脚で知られる9人組の「少女時代」や、通称「小生意気ダンス」を売りにしたグループなどと並び、ここ日本で、いわゆる
「K-POPブーム」を巻き起こしています。ですが、このKARAの活躍にブレーキとなりかねない出来事が起きました。
「望まない芸能活動を強要され、人格を冒とくされた」(KARAのメンバー)
メンバー5人のうち、リーダーのパク・ギュリさんを除く4人が19日、所属事務所に対して専属契約解除を申し出たのです。
代理人によりますと、「4人は内容を詳しく説明されないまま、さまざまな芸能活動を無断で契約されてきた」といいます。
「去年3月から1年近くさまざまな問題についてメンバーと事務所で話し合いました。それらの問題点は解決せず互いの溝が
深まったため(解除を)通告することになりました。最大の問題は特に日本進出においてです。(Q.リーダーが4人に合流することは
あり得る?)そうです。私は任されていませんが、メンバー間では話がまとまっているかもしれません」(KARAの代理人)
日本のファンのショックは相当なものです。
「そうなんですか」(男性)
「えーショックです」(女性)
「大好きです。クリアファイル(を買いました)。(Q.5人は最後かも)それは悲しいです」(男性)
一方で冷静な人も・・・。
「よくある話なので、またかと思います」(女性)
韓国の人気グループをめぐってはおととし、「東方神起」のメンバーと所属事務所側が対立するなどトラブルが相次いでいます。
韓国ではその背景に、事務所とアイドル側が結ぶ、韓国特有の契約制度があるのではないかとの分析が出ています。
「練習生に対して短くて2~3年。長ければ5~6年無料で教育して、彼らに投資する費用は事務所に所属している他の成功
したアーティストから出ている。このような流れではすでに成功した芸能人とすれば、自分たちの収入が他の練習生に流れている
システムに不満を感じる場合もある」(韓国日曜新聞芸能部 シン・ミンソプ記者)
また、韓国メディアによりますと、KARAが日本で売り上げたCD売り上げのうち、メンバーにわたるのは1%程度で、去年12月
の場合はおよそ22万円にとどまっているといいます。
「所属会社とはじめに契約するときに不公平な契約があったのではないか」(ソウル市民)
契約解除をつきつけられた所属事務所は、夜になって「4人のうち1人のメンバーが申し出を撤回した」と発表。また、「誤解がある」
「利益の配分はメンバー側に有利なものにしていた」などとコメントし、代理人側との法廷闘争に持ち込む可能性も示唆しました。
「KARAは韓国だけでなく日本でも少女時代と共にK-POPブームをリードして大ヒットしており、今回の専属契約をめぐる
紛争解決の行方に関心が集まっている」(YTNニュース)
気になる日本での今後の活動については明らかになっていませんが、影響が出るのは避けられない見通しです。
ソース(TBS News-i) URLリンク(news.tbs.co.jp)
画像 URLリンク(news.tbs.co.jp)