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「天才的相場師」と自負 毎晩キャバクラで豪遊も…投資詐欺容疑で逮捕の神崎容疑者
「自分は30年の経験がある投資のプロ。日本に6人しかいない天才的な相場師だ」。
ベストパートナーの会長、神崎勝容疑者は言葉巧みに高齢者らを勧誘し、“虎の子”を引き出していた。
警視庁によると、最高齢出資者は99歳女性で、出資最高額は1億3700万円だったという。
関係者によると、神崎容疑者は韓国・ソウル生まれ。
商品先物取引会社などに勤務後、平成16年ごろにベスト社の前身のグローバル社を設立した。
19年にベスト社に変わり、広いフロアで数十人の女性社員が電話勧誘。
神崎容疑者は巨大な神棚がある会長室から、作務衣(さむえ)や着物姿で指示を出した。
投資家が訪ねると、「客に損をさせたことはなく、天才的な相場師だから任せてほしい」などと話していたという。
年に一度、都内の高級ホテルなどに顧客を招待し、パーティーを開催。
有名男性演歌歌手が出演することもあった。一方で神崎容疑者は
「毎晩のようにキャバクラで豪遊し、マージャンや競馬にも没頭していた」(同社関係者)という。
計1500万円を投資した東京都内の60代の女性は、貯金が底を突いた。
「今回のことは子供に言えない。ショックで病気がちになってしまった」。産経新聞の取材に、そう弱々しく打ち明けた。
ソース:MSN産経ニュース 2011.1.14 00:28
URLリンク(sankei.jp.msn.com)