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★外国人入国最多944万人 アジアから伸びる
2010年に日本に入国した外国人が前年より24.6%(約186万人)増えて約944万人に達し、
過去最高となったことが法務省入国管理局の集計(速報値)で14日、わかった。
外国人入国者数の増加は3年ぶり。同局の担当者は「アジア地域の景気回復のほか、
中国人向け個人観光ビザの発行要件を大幅に緩和した影響が出ているのではないか」とみている。
外国に渡航する日本人の出国者も同7.7%増の約1664万人と4年ぶりに増加。
円高による海外旅行需要の増加が後押ししたとみられる。
外国人入国者を国・地域別にみると、最多は韓国で同46.4%増の約269万人。
地方空港を中心にチャーター便が増加し観光需要が高まった影響が出ている。
中国(約166万人、同34.4%増)、台湾(約131万人、同22.9%増)、
米国(約76万人、同4.0%増)が続いた。
中国からの個人観光ビザによる月別の入国者数は、6月は約2500人だったが、
日本政府がビザ発行要件を大幅緩和した7月は約6000人に急増。
8月(約7800人)、9月(約6200人)も高水準だった。
一方で、昨年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題を契機にした中国での反日デモの影響も。
中国と香港からの入国者数の合計は7~9月は前年同月比27~90%増を保っていたが、
デモが活発になった10月以降はマイナスに転じ、11月は同12.2%減、12月は同6.9%減となった。
ソース 日本経済新聞 電子版 2011/1/14 22:28
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