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★「日本も空母持っていた。なぜ中国ばかり」中国高官反発
【北京=古谷浩一】中国政府の武大偉・朝鮮半島問題特別代表(元駐日大使)は12日、
訪中した日中友好協会の加藤紘一会長(自民党元幹事長)らと会談し、
11日に試作機の試験飛行をした中国軍の次世代ステルス戦闘機「殲(せん)20」の開発や
空母建造の動きを巡る懸念の声に対して、「なぜ中国だけが(批判を)言われるのか」などと述べ、
反発を示した。
加藤氏らの説明によると、武氏は第2次世界大戦中の日米のサイパン島での戦闘に関する
ドキュメンタリー映画を見たことに言及。「日本も8から9の空母を派遣した。
当時は米国も日本も多くの空母を持っていた。中国は今も空母を持っていない。
一つつくってもおかしいことではない。通常の武器だ。ほかの国も持っている」と語った。
さらに「ステルスの問題も同じだ」と強調。「米国が持っても正常なことだと皆さんは言う。
日本が仮にそのようなものを購入しても、おかしいとは言わないだろう」などと述べ、
中国の軍事的台頭に対する懸念に反発した。
一方、新華社通信によると、中国国防省外事弁公室の関友飛副主任は11日、
殲20試作機の試験飛行の実施を確認。中国中央テレビなどの国内メディアは11日夜から、
ネット上に流れる試験飛行の画像や映像を報じている。
関氏は試験飛行は「いかなる国に対するものでも、ゲーツ米国防長官の訪中(のタイミング)に
合わせたものでもない。通常業務のスケジュールに基づくものだ」と強調。
「(中国の装備開発は)世界の新軍事変革や、新型兵器出現という現状への順応であり、
特定の対象があるものではない」とした。
ソース 朝日新聞 2011年1月13日4時1分
URLリンク(www.asahi.com)