11/01/18 15:29:13
経営再建中のハウステンボス(長崎県佐世保市)は18日、7月に就航を目指す上海-長崎
航路のクルーズ船の運営会社を今月21日に設立すると明らかにした。会社名は「HTB」。資本
金2千万円で設立し、20億-25億円を投じて2月にも船を買い入れ、公海上でのカジノができ
るよう改装する。
18日午前、沢田秀雄社長が佐世保市議会の全員協議会で報告した。沢田社長は新航路に
ついて「少なくとも年間10万-20万人の中国からの誘客が期待できる。これからの観光業界
は、アジアからの集客を競う大航海時代を迎える」と新航路の重要性を説いた。
ハウステンボスは、欧州の複数の船会社と交渉に入っており、中古船で2万-3万トン級の
クルーズ船を遅くとも2月には購入。昨年12月9日には船舶所有会社をパナマに設立している。
全員協議会には沢田社長と中谷高士取締役が出席。92年の開業以来初の最終黒字を計上
した2010年9月期決算の内容と、今後の事業計画について報告すると、議員からは「安堵(あ
んど)した」「感謝している」との声が聞かれた。
ソース =2011/01/18付 西日本新聞夕刊=
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