11/01/17 22:39:48 Es3lYpSh
東レが亀尾に炭素繊維工場建設、2013年稼動計画
中国ではなく韓国をアジアの炭素繊維拠点とした理由について、東レ尖端素材の李泳官
(イ・ヨングァン)社長は、炭素繊維には多くの電力が必要だが、韓国は電気料金が日本の半分ほど、
中国と比べても30~40%安く、また亀尾市の積極的な誘致意志と支援にも満足したと説明した。
韓日議員連盟会長を務める李相得(イ・サンドゥク)国会議員が数度にわたり東レ本社を訪れ、
工場誘致や技術移転を求めていたことも決め手となったとした。
一方、世界の炭素繊維市場で首位に立つ東レは、韓国は炭素繊維を次世代成長分野として
育成しているが、その技術レベルはまだまだだと指摘した。
李社長は、いくつかの韓国企業が政府の援助を受け炭素繊維の開発を進めていると伝え、
「いまだ初期段階の技術と把握している。東レの技術に追いつくにはまだ遠い」と指摘した。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)
東レ、韓国に年産2200トンの炭素繊維工場を建設へ
URLリンク(jp.reuters.com)
東レ、韓国に炭素繊維の年産2200トンの量産工場を建設
新工場は、世界ナンバーワンの品質競争力を持つ東レの最新鋭技術を導入し、約630億ウォン
(約50億円)を投じて、TAKの亀尾第3工場(慶尚北道亀尾市)に建設します。生産能力は
年2,200トンで、2011年初に着工、2013年1月の稼働開始を計画しています。同社では、
産業・スポーツ用途で業界のデファクトスタンダードとなっている高強度普通弾性率糸を生産します。
韓国ではこれまで炭素繊維をほぼ全量輸入に依存してきましたが、今回のTAKにおける新工場
の建設により国産化が実現し、安定した供給体制が確立されます。これにより、韓国・中国を中心
としたアジアで急速に拡大している炭素繊維需要に確実に対応してまいります。また、TAKでの
炭素繊維国産化は、韓国政府が推進する「グリーン技術産業」の育成政策を後押しし、韓国経済の
発展に寄与するものと考えています。
URLリンク(release.nikkei.co.jp)