11/01/06 09:46:29
白菜に続きホウレンソウ価格も急騰
大雪で卸値が2倍に…生活物価不安の渦中
年初から上昇傾向を見せている生活物価が、このところの異常気象でさらに不安定になっている。
白菜、長ネギなどの野菜価格が急騰する中、慶尚北道の東海(日本海)沿岸部を襲った大雪で、
同地域で栽培されているホウレンソウ、ニラなどの価格が高騰する気配を見せている。
ソウル市松坡区可楽洞の農水産物市場では5日現在、ホウレンソウ(1束)が前週より29.9%高い
1729ウォン(約128円)、ニラ(1束)が同31.5%高い2419ウォン(約179円)で取り引きされている。
ソウル市農水産物公社のイ・チャンス課長は、「異常気象(大雪)でビニールハウスがつぶれ、
農作物が出荷できないため、卸売価格が急騰した」と説明した。
このため、ホウレンソウとニラの小売価格も上昇する見通しだ。浦項の特産物でホウレンソウの
一種である浦項草の場合、大型スーパーが購入する卸値【→仕入れ値?】が、2週前の1500~
1800ウォン(約111~133円)台から、最近では2400~2700ウォン(約178~200円)台に急騰。
ロッテマートの関係者は、「ニラは浦項近郊が主な産地のため、価格がさらに上昇する可能性がある」と語った。
最近、一部のブランドが9%以上値上げされた砂糖と、近く値上げされる予定の小麦粉の
売り上げが伸びるなど、消費者の不安もうかがえる。
Eマートの関係者は、「まだ値上げしていない製品を中心に、砂糖全体の売り上げが通常の
5割増、小麦粉も3割以上増加している」と説明した。
白承宰(ペク・スンジェ)記者
URLリンク(www.chosunonline.com)