11/01/04 18:00:36
「今年は何としても阻止しなくてはなりません。警察を動員してでも」
2010年の最後の日である12月31日、教育科学技術部（省に相当）の学校支援局関係者らは、
夜遅くまで「卒業式対策」に余念がなかった。通常2月中旬に行われる全国の小・中・高等学校
の卒業式に対しこれほど早い時期から頭を悩ませるのには理由があった。昨年2月、京畿道
一山市のある中学校で発生した「裸の卒業式」による波紋のためだった。
当時、この学校の一部の生徒たちが、卒業式の後、白昼にマンション周辺で小麦粉と卵を
浴びて裸でしゃがみこみ（卒業式の）打ち上げをしていた写真が数十枚流出し、社会的に
大きな衝撃を与えた。李明博（イ・ミョンバク）大統領までもが「（一部の学校の）卒業式での
行動は一つの事件ではなく間違った文化だ」と指摘した。
今年の卒業式シーズンを前に、教科部が打ち立てた対策は、「警察動員」というカードだ。全国
1万1000校以上の小・中・高校の卒業式の日程を全て警察庁に知らせ、卒業式当日は警察と
教育庁の職員が共に学校付近を巡回し、不祥事を監視する（イ・ジュンスン学校支援局長）
という。
オ・スンゴル学校生活文化チーム長は「抑圧された学校文化に対する反発として現れた現象だ。
生徒たちが自ら卒業式を企画するような新しい卒業式文化も広めたい」と話した。
（画伯）
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ソース：朝鮮日報
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