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▲ロボット魚
李明博(イ・ミョンバク)大統領が4大河川の水質汚染を防ぐとして導入方針を直接明らかにした
‘ロボット魚’が当分4大河川に投入できないものと見られる。
環境部関係者は30日「来年予算にロボット魚開発費が反映されているが、開発作業が遅れ、来
年すぐには4大河川に投入できないとの暫定結論に達し、環境部はこの事業から当分手を引くこ
とにした」と明らかにした。知識経済部が開発中のロボット魚を4大河川に投入しようとするなら、
環境部は‘水質自動測定網運営計画’を補完するなど関連制度を準備しなければならない。
ロボット魚は昨年11月に全国生中継された李大統領の‘国民との対話’で初めて推進事実が公
開された。当時、李大統領は即席で動画プレゼンテーションを紹介して「4大河川水質汚染の有無
を把握するためロボット魚を放つ」と明らかにした。これに伴い、知経部がロボット魚の開発事業に
立ち上がり、韓国生産技術研究院がモデル製作に入った。
こうした中、今年7月に李大統領は4大河川事業の報告で、ロボット魚の大きさが1メートルを越え
るという説明を聞き「ロボット魚があまり大きいと他の魚が驚く」として、小さく分けて「編隊遊泳」を
させるよう指示した。政府は16の堰建設が完工するなど4大河川事業の外観が整う来年10~11月
頃、このロボット魚を稼動すると明らかにした。
だが、環境部関係者は「小さく製作すれば水質測定機器、衛星航法装置(GPS)、編隊魚どうしの
通信装置など全てを入れることができない」とし「開発期間が数年以上かかるようで環境部はひと
まず実務作業から抜けた」と説明した。現在、開発可能な大きさである1メートルの魚を作り投じて
も、4大河川の水深が浅く遊泳するのに困難がある、とこの関係者は付け加えた。
ロボット魚を作る‘生体模倣型水中ロボット開発事業’予算は来年20億ウォンが配分されている。
ナム・ジョンヨン記者
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) ‘4大河川ロボット魚’お手上げした環境部
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