10/12/31 00:22:50
中国政府は、国内のインターネット利用者の数が、この1年間でおよそ20%増えて、4億5000万人
に達したことを明らかにし、ハッカーやコンピューターウイルスの脅威が高まっているなどとして、管理を
強化していく姿勢を示しました。
これは、中国でインターネットを管理する国務院新聞弁公室の王晨主任が、30日記者会見で
明らかにしたものです。それによりますと、ことし11月末現在、中国国内のインターネット利用者の
数は、前の年の同じ時期よりおよそ20%増え、人口の3人に1人に当たる4億5000万人に
達したということです。
王主任は、一方で、政府や企業のホームページに、無断で進入してデータを破壊したりする
ハッカーや、コンピューターウイルスなどの脅威が日増しに強まっているとして、「中国政府は、
インターネットの発展と管理を両立させていく」と述べ、管理を強化していく姿勢を
示しました。
中国政府は、インターネット上で政権批判の声が高まることにも神経をとがらせており、短い文章
を書き込む「ツイッター」や、動画投稿サイト「ユーチューブ」など、政府の検閲を受けずに利用者の
声や映像が投稿できる国外のサービスへの接続を遮断するなど、言論の面でもインターネットに
対する管理と統制を強めています。
NHK
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