10/12/30 20:50:19
★EU:来年前半にも対中武器禁輸解除か 仏紙報道
【ブリュッセル福島良典】30日付仏紙フィガロは欧州連合(EU、加盟27カ国)が来年前半、
中国に対する武器禁輸措置を解除する可能性があると報じた。
EUは89年の天安門事件以来、禁輸を継続しており、中国から再三、解除要請を受けてきた。
EUのアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は17日のEU首脳会議に提出した
外交方針文書で、武器禁輸について「外交・安保でEUと中国の協力を強化する上で
主要な障害になっている」と指摘、解除の検討を提案していた。
フィガロ紙はアシュトン氏側近の話として、禁輸解除が「迅速に進む可能性がある」と伝えた。
解除にはEUの全加盟国の同意が必要。EUは来春にも外相会議で対中政策を討議する予定だ。
フィガロ紙によると、対中関係強化の観点から早期解除が望ましいと考えるスペイン、フランスに対し、
英国、オランダ、ドイツなどが異を唱えてきたが、反対論は次第に弱まりつつあるという。
中国は最近、財政再建下にあるギリシャの国債を購入する用意を表明するなど、
ユーロ安定を支援する姿勢を打ち出し、EUに対する影響力を強めている。
ソース 毎日新聞 2010年12月30日 20時29分
URLリンク(mainichi.jp)
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