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韓国でもブーメラン実証。
韓国経済(韓国語) 入力:2010-12-28 17:05 /修正:2010-12-29 03:56
[取材余録]
話だけ先んじた'口蹄疫防疫システム'
"我が国の口蹄疫防疫システムは隣日本も羨むほどです。"
メン・ヒョンギュ行政安全部長官は去る15日ソウル、光化門（クァンファムン）庁舎3階ブリーフィング室で口蹄疫と
関連して談話文を発表した直後このように話した。 この日メン長官はユ・ジョンボク農林水産食品部長官と共に
記者らの質問に"私たちの防疫システムは優秀性がすでに証明されたし、今回も十分に防げる"と強調した。 それ
と共に日本を例にあげた。 "去る4～7月間牛と豚34万匹を殺処分した日本が去る4月5万5000匹だけ殺処分して
口蹄疫を防いだ我が国のノウハウを知らせてくれと要請して習うほどであった"とした。
だが、2長官の'優れた防疫体系'に対する大言壮語は全国的に広がっている口蹄疫の前に虚言になってしまった。
慶北（キョンブク）、安東（アンドン）で始まった以後江原道（カンウォンド）、京畿道（キョンギド）、忠北（チュンブク）など
5市・も、60ヶ所余りに広がった。 殺処分頭数も長官たちが比較対象とした日本より13万匹も多くの47万匹に達する。
我が国の歴代最大殺処分頭数の2002年15万匹よりも3倍多くの規模だ。
畜産農家と生産者団体らは今回の口蹄疫拡散の原因で政府と地方自治体の初動防疫と移動統制失敗などを指摘した。
安東市（アンドンシ）は先月23日領域内畜産農家で口蹄疫疑い申告をしたのに精密検査を依頼しないで放置、一部
疑わしい牛が市中に売れることもした。 全国的な拡散様相に政府が予防ワクチン接種に出たが時期をのがしたし、
ついに28日忠北（チュンブク）、忠州（チュンジュ）でも口蹄疫が発生した。 京畿道（キョンギド）に続き全国で二番目で
家畜飼育が多い忠南（チュンナム）地域も口蹄疫危険に直面することになった。
口蹄疫が悪化しながら国内畜産業の根幹が揺れているという憂慮も大きくなっている。 こういう渦中に農食品部が来年
から殺処分家畜補償金を削減して口蹄疫発生原因を提供した農家に責任を問うことにして論議の的に浮び上がった。
政府の政策方向が正しいという指摘が多いが、発表時期がなぜ今かという不機嫌な音もなくない。
29日は公式に口蹄疫確診がなされて一ヶ月なる日だ。 今また2長官が記者会見を行うならば"私たちの防疫システムは
日本が羨むほど"と話せるだろうか。
チェ・ジンソク社会部記者
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