10/12/26 21:06:50
★韓国:北朝鮮が直接侵攻の可能性 情勢展望報告書
【ソウル西脇真一】韓国の情報機関、国家情報院傘下の「国家安保戦略研究所」は26日、
年次情勢展望報告書を公表した。11月の延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件について、
北朝鮮が一線を越えたと指摘。金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継体制構築と関連し
「来年もさまざまな形で挑発が続く可能性が高い」として、
延坪島など黄海の5島への直接侵攻などを挙げた。聯合ニュースが伝えた。
報告書によると、北朝鮮は来年、後継指名された三男正恩(ジョンウン)氏の指導力強化に
力を入れるとみられるが、無理に推進している後継体制構築作業が、
これまでのシステムの不安定化を加速させる可能性があるという。
こうした中で、南北関係も「非常に不透明」と見込まれ、北朝鮮が5島への直接侵攻のほか、
潜水艦による攻撃、航空機や船舶に対する電子戦攻撃などの局地戦を起こす可能性があるという。
ただ、北朝鮮の内部事情から電撃的に関係改善を提案してくることも考えられ、
主導権を握るために政府は、南北軍事会談や政府高官級会談など
先制的に対話の機会を提供する案も検討しておく必要があるとしている。
また、北朝鮮核問題と関連し、金正恩後継体制が「核」の代わりに
選択可能な平和体制を提案する交渉のフレームの準備も促している。
ソース 毎日新聞 2010年12月26日 20時53分
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