10/12/24 20:52:42
【ソウル=竹腰雅彦】韓国外交通商省傘下の研究機関、外交安保研究院は24日、2011年の国際情勢に関する
報告書を発表し、北朝鮮が来年、プルトニウム型核爆弾の性能改善などに向け、「3度目の核実験を行う可能性が
常にある」と指摘した。
北朝鮮が過去に核実験を行った咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)では、新たな坑道の掘削など、核実験に向けた兆候が
衛星写真などで確認されているが、報告書は韓国政府が事実上、いつ実験が行われてもおかしくないと判断して
いることを示すもので注目される。
報告書は、北朝鮮における来年の「最大の課題」は、金正日(キムジョンイル)総書記の後継者である三男、金正恩
(キムジョンウン)氏の「後継体制を強固にすることにある」と指摘。正恩氏への「3代世襲」のプロセスで、次期指導者
としての地位固めなどで必要と判断すれば、核実験に踏み切る可能性があるとした。
YOMIURI ONLINE: 2010年12月24日19時30分
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