10/12/24 08:20:42
東方神起、少女時代、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)など有名アイドルグループを輩出した芸能事務所、
SMエンターテインメントが、所属芸能人や練習生に対し、別名「奴隷契約」と呼ばれる不公平な専属契約を結んできたことが
問題視されたことを受け、公正取引委員会は23日までに、SM側に警告措置を下した。
今回の処分は、人気男性アイドルグループ、東方神起のファンが、昨年末にSMを公取委に告発したことがきっかけとなった。
公取委が調査に乗り出したことを受け、SM側はこれまで「契約締結から13年」または「デビューから 10年以上」としてきた専属
契約の期間を、「デビューから7年」へと自主的に修正した。
公取委は「SM側が芸能人、練習生と不公平な専属契約を結んでいたことについて、自発的に是正措置を講じたことを考慮し、
警告措置を下す線で(処分を行うとの)結論に至った」と説明した。ただし、SMが所属練習生の個別事情を考慮せず、契約期間
を一律3年延長したことに関しては、是正命令を下した。
今回の公取委による調査をきっかけとして、SM側は所属芸能人、練習生に法外な違約金を課したり、一方的にスケジュールを
強要したりしてきたことについても自主的に是正することを決めた。
SMはこれまで、芸能人が専属契約を解除する場合、芸能事務所が投じた総費用の3倍、または契約を維持した場合に発生
すると考えられる利益の2倍を支払わなければならないと契約書で定めていた。しかし、今後は契約解除直前2年間の月平均
売上高に残存契約期間の月数を乗じた額の違約金を支払う方式へと改めることを決めた。
ソース(朝鮮日報) URLリンク(www.chosunonline.com)