10/12/23 10:55:02
三星社長40人集まった…‘サンドイッチ コリア’また心配する
[中央日報イ・サンリョル] 22日午前8時。ソウル、瑞草洞(ソチョドン)三星グループ社屋の前が
忙しくなった。毎週水曜日開かれる三星グループ社長団協議会に参加する社長らがひきつづき社屋中に
入った。(中略)
「チョン・ギヨン三星経済研究所長が‘2010年韓国経済の回顧と今後の課題'に対して発表します。」
(中略)チョン所長はこの日来年韓国経済の五種類課題を提示した。 ▲財政不健全化防止 ▲金融
市場安定(資本輸出入規制) ▲新産業の競争力向上 ▲成長潜在力拡充ための攻撃的投資 ▲両極化解消など
社会統合増進だった。
社長らを緊張させた大きな課題は新産業の競争力向上であった。チョン所長は「グローバル金融危機以前ま
で韓・中・日3国は資本財・素材は日本、部品は韓国、組み立ては中国が引き受ける分業体制の中でウィンウィン
関係を維持したが危機以後競争関係に切り替わった」として「2011年は競争が本格化する展望」と話した。
中国は大規模投資で韓国を威嚇して、日本は主力市場を先進国から新興国で切り替えながら韓国を圧迫している
という話であった。チョン所長は特に「中国の科学技術分野人材は4200万人で韓国全体人口に迫り、
日本の新産業研究開発(R&D)投資規模は韓国の五倍水準」としながら「韓国は新産業分野で日本と中国に劣勢」と
診断した。未来生存がかかった新産業で我が国が日本と中国の間でサンドイッチ身分になるかも知れないという
憂慮であった。社長団中にはチョン所長の社会葛藤憂慮をメモする者も多かった。所得不均衡が早く深刻化
されているなかで韓・米自由貿易協定(FTA)批准、4大川事業、無償給食、路地商圏などを置いて葛藤が持続
するだろうという展望だった。
三星社長らはチョン所長の発表を黙々と聞いた。 発表後、社長団の質疑応答は別になかった。二人用未来
戦略室副社長は「本来質疑応答が多い会議ではない」としながら「普段には社長2~3分の質問があるのに
この日は質問がなかった」と話した。この日社長団協議会は約1時間で終わった。三星関係者は「軽い主題の
場合には30~40分かかるが経済・経営懸案を扱う時は会議が1時間を超えたりもする」と話した。
一方イ・ゴンヒ会長は来年1月3日ソウル、獎忠洞(チャンチュンドン)、新羅ホテルで開かれる三星グループ
新年祝賀会に参加する。 2007年以後4年ぶりだ。 この行事には首都圏系列会社の常務級以上役員1000人余りが
共にする。イ会長はここで2011年の経営話題が入れられた新年辞を明らかにする予定だ。
イ・サンリョル記者
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