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「日本が文化財を大切に保管」…韓国議員“感謝発言”に大非難
2010/12/14(火) 16:12
韓国の李範観(イ・ボムグァン)国会議員が11月、大倉集古館所蔵の利川五重石塔に関連し
「韓国戦争(日本名:朝鮮戦争)時に失われることもありたが、大切に保管してくださった。
ありがたく思う」という趣旨の発言したことで、非難を浴びている。
日本の統治時代に朝鮮総督府が大倉財団の要請で日本に搬出したとされる利川五重石塔は、
現在ホテルオークラ東京の裏庭に置かれている。返還をめぐり、東京都内で11月20日、
第2回日韓シンポジウムが開かれた。日韓両国の国会議員数名も出席。
李議員の「感謝」は、同シンポジウムにおける発言だ。
李議員は「日本の文化財略奪を強く批判した後の発言だった」と述べ、前後の文脈を無視して
問題の発言だけを取り上げられたと主張。「日本の略奪を正当化する趣旨ではなかった」、
「石塔返還のためのリップサービスだ」などと釈明した。
石塔の返還を求め続けてきた「利川・驪州経済正義実践市民連合」など複数の市民団体と
利川地域にある野党の地域委員会などは、「感謝発言」に強く反発。
13日に共同声明を発表し、李議員に対して「公の謝罪」を求めた。
声明は、「日本が合法的に保管していたものを引き渡すのではなく、韓国国民の意志に反して
略奪した文化財を韓国に返還するもの」と改めて主張。
「大切に保管したことに感謝する」と述べた李議員の歴史認識は間違っており、
「略奪文化財の返還に費やしてきた多くの努力を、日本の善処を哀願するものであるかのように理解した」と強く非難した。
韓国メディアは「度を越したリップサービス」、「日帝の文化財略奪に感謝?」などと批判的な見方に
もとづく報道を続けている。(編集担当:金志秀)
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