10/12/11 01:19:57
[このひと] “祖国韓国と人生の場所日本、平和共同体になったら…”
韓流産業特別賞受けたキム・ヒジョン‘ワンコリアフェスティバル’副委員長
日本で17年目の韓民族祭り開いて
政府支援中断など赤字運営深刻
“韓国で財団設立通じて助けを”
「私に韓国語を習う日本のおばさん学生たちがさらに喜んで、共に賞を受ける韓流スターたちを見る
のも兼ねてソウルに同行することにしたのに延坪島(ヨンピョンド)事件のために韓国行きを取り消し
て残念です。」
南北および在外同胞らの和合とアジア平和・共同体創出を指向する「大阪ワンコリアフェスティバル」
の実行副委員長、キム・ヒジョン(金希〓、〓は女へんに正、写真)さんが「大韓民国韓流産業大賞」
特別賞を受けた。
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▲キム・ヒジョンさん
チョン・ガプス(鄭甲寿)実行委員長の夫人でもある彼女は8日、「ハンギョレ」を訪問して「誠実で堂々
としたコリアンの女性として生きながら、祖国にも日本の人々にも良い香りを伝えて韓日関係にも尽
くせるようにより一層熱心に努力する」と受賞の所感を述べた。彼女は「今年初めて行事に参加した
『国際ナヌム(分かち合い)クラブ』、『新しい祖国のために』、『プマッ』(助け合い)など韓国内の団体の
参加にも感謝申し上げる」と付け加えた。
今年2回目の賞を主催した韓流文化産業フォーラム(会長:シン・スンイル)は、日本をはじめ数々の
東アジア人が一緒に参加するワンコリアフェスティバルを先頭に立って引っ張ってきた彼女の功績を
高く評価した。このフェスティバルは毎年10月末に大阪で3万人余りが参加した中で(今年)17年目が
開かれた。
しかし、最近2年連続で赤字が出たせいで来年の行事の開催可否は不透明な状態だと彼女は打ち
明けた。今年の赤字の規模だけで300万円(約4000万ウォン)程度で、昨年まで7年間、毎年、民団
中央を通じて送ってきた韓国政府の支援金1千万ウォン余りさえも今年は予算縮小を理由に打ち切
られた。その代わりに民団大阪支部が公式後援の最大限度額である10万円を寄付して、今まで参
加を敬遠した総領事館所属の韓国文化院が公式後援者になって行事を行うことができた。彼女は
大阪府がそれまで行事場所として無料提供してきた大阪城の使用料を来年からは払えと言うので
負担になると伝えた。
彼女はこのような財政の限界を改善しようと今月中に財団法人設立をスタートさせる計画だと明らか
にした。法人になれば税金免除を受けることができるためだ。「韓国側でも誰か法人をたてて韓日同
胞らが連帯すれば良いだろう。」
昨年の秋、いわゆる「ニューカマー」たちを中心に結成された第3の独自的同胞組織である「在日韓
人会」の女性会部長職も受け持っているキム氏は「財政安定の方案で悩んで地域文化コンサルティ
ングとマーケティングの勉強を本格的にしてみたくて、来年2月末に開講する全州(チョンジュ)の芸苑
芸術大の文化映像創業大学院に登録した」と付け加えた。それで来年春から大阪と全州を一ヶ月に
1、2回行き来しなければならないという彼女は「ほとんど一日生活圏になった韓日を行き来するポッ
タリチャンサ(行商人)たちからヒントを得て経費を用意するつもりだ。意志がある所に道があるので
はないか」と言ってしっかりした決意を示した。
文:ハン・スンドン選任記者、写真:キム・ジンス記者
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) 記事登録:2010-12-10午後08:31:50
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