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★中国次期指導者が「愛国教育」を肯定=習近平副主席
中国の次期国家主席となることが確実視されている習近平国家副主席(写真)は
視察先の重慶市でこのほど、同市が進めている「紅歌(革命歌)を歌わせる」などの
愛国教育を肯定する考えを示した。中国新聞社が報じた。
重慶市は、「理想と信念の教育」として、革命歌を歌わせたり、革命物語を読ませ、
エピソードを聞かせるなどの教育を進めている。習副主席は同教育法を肯定し、
同時に重慶市が行ってきた犯罪集団の撲滅運動を高く評価した。
習副主席は重慶市内で大学生と交流し、徳・知・体のすべての面でを伸ばし、
社会主義の建設者・後継者になってほしいと述べた。
◆解説◆
中国で、「愛国」とは反論することが難しい強い“政治的拘束力”を持つ言葉で、
「愛国無罪」との言い方すらある。前江沢民政権は「愛国」を強調することで
国内の結束を固める傾向が強かった。対立派閥を攻撃するためにも使ったという。
現胡錦濤政権は、極端な「愛国運動」を警戒し、
「愛国には理性が必要」と強調することが多い。(編集担当:如月隼人)
ソース サーチナ 2010/12/10(金) 12:46
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