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(写真)
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神奈川県や東京都内を拠点に活動している日本人ラッパー、HAIIRO DE ROSSI
(ハイイロ・デ・ロッシ)と台湾人と日本人のハーフのラッパー、Takuma The Greatが、反中、
反朝鮮など日本に存在する差別意識に異を唱える楽曲"WE'RE THE SAME ASIAN"を
発表し、世の中にメッセージを発信している。
この曲は、中国人や韓国人は同じアジア人、同じ地球人であるという視点から、今の日本
の社会に依然存在し続けている中国や韓国など近隣アジア諸国に対する差別意識を
なくそうと訴えているもので、HAIIRO DE ROSSIが日本語で、Takuma The Greatが台湾語
と英語でそれぞれ詩を書きラップしている。
HAIIRO DE ROSSIは、今年の9月に起きた尖閣諸島沖での中国漁船と日本の巡視船が
衝突した事件や、朝鮮学校の高校授業料無償化問題など、日中韓の問題が注目される中、
いわゆる日本の権利を主張するデモや、差別用語が白昼堂々叫ばれている現実に恐怖を
感じたことからこの楽曲を制作したという。また、「あまりにも個人と国を混同してしまっている
人が多い」と警鐘を鳴らし、「このような差別は僕たちの世代で終わりにしたい」と語っている。
HAIIRO DE ROSSIは2008年にファースト・アルバム"True Blues"をSlye Recordsからリリース、
ファット・ジョン(Fat Jon)やオリーブ・オイル(OLIVE OIL)等も参加するなど話題となった。
2010年には自らのレーベルforte(フォルテ)を設立し、セカンド・アルバム
"SAME SAME BUT DIFFERENT"を発表するなど精力的な活動を続けている。
Takuma The Greatは台湾/日本/アメリカという3つのバックボーンを持つラッパー。
アルバム発表前から数々の客演作品やステージでその才能を魅せつけており、2011年には
forteからファースト・アルバムのリリースを予定している。
・ニュース提供元:bmr.jp
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