10/12/05 21:13:23
★メーカー 海外事業一段と強化
急激に進んだ円高や国内市場の縮小を受けて、海外に拠点をもつ国内メーカーの多くが、
今後3年間で海外での事業展開を一段と強化しようとしていることが分かりました。
これは、国際協力銀行が、海外に複数の拠点をもつ国内のメーカー、
900社余りを対象に、毎年、調査しているもので、605社から回答を得ました。
それによりますと、今後3年間で海外事業を強化・拡大すると回答した企業は全体の82%に上り、
去年より17ポイント多くなっています。これは、
▽円高の影響を受けた輸出企業などが、競争力を維持するため、
現地の工場の建設などに投資しようとしていることや、
▽成長が見込めるアジア市場での生産や販売を加速させようとしていることが、
背景にあるとみられます。
事業を展開するうえで有望な国としては、
中国が最も多く、次いでインド、ベトナムと、上位をアジアの新興国が占めました。
国際協力銀行の三村敏治主任研究員は「尖閣諸島沖の衝突事件をきっかけに
、政治面など中国をめぐるさまざまなリスクへの意識を強めている。
中国以外にも、どの新興国をターゲットに事業展開していくのかが
ポイントになってきている」と話しています。
ソース NHK 12月5日 16時18分 動画あり
URLリンク(www.nhk.or.jp)