【囲碁】アジア大会に見た日本囲碁の課題 中国棋士「中韓では途中経過はどうでもいい。問題は勝ち負け」(毎日新聞・記者の目)[12/03]at NEWS4PLUS
【囲碁】アジア大会に見た日本囲碁の課題 中国棋士「中韓では途中経過はどうでもいい。問題は勝ち負け」(毎日新聞・記者の目)[12/03] - 暇つぶし2ch2:はるさめ前線φ ★
10/12/04 08:00:58
>>1の続き)
 ◇時間切れの判定 日本は抗議せず

 象徴的な場面は、女子団体の銅メダルをかけた26日の日本-台湾戦。日本主将の鈴木歩五段は
台湾のエース、謝依旻(シェイイミン)五段と対戦。最終盤に入り、鈴木五段の勝ちが確定的な情勢だった。
ここまで1勝1敗で、日本の銅が確定したかにみえたが、鈴木五段の着手が間に合わず、時間切れ負けとされた。
鈴木五段は「時間内に打ったのですが……」と話したが、抗議しなかったという。

 このほか、信じられないのは情報がきちんと公開されないことだ。記者が試合を取材できたのは、
対局が始まって15分間の冒頭撮影タイムだけ。すべてが終わり、全選手が退場するまでシャットアウトで、
後に公表された結果も勝ち負けのみで、内容(勝ち負けの差、時間切れかどうかなど)は
まったくアナウンスされない。前記のさまざまな出来事も、選手や関係者から取材して初めて分かった。
百メートル走に例えれば、スタートだけ見せて後はトンネルを走らせ、着順だけ発表するようなもの。
40年以上、囲碁の世界にかかわってきたが、このような大会で公式棋譜(終了までの打ち手の記録)が
残っていないのは初めての経験だ。

 これについて、ある中国の棋士は「中国、韓国では何目勝つとか時間切れとか、途中経過はどうでもいい。
問題は勝ちか負けかの一点」と話した。やはり中韓では囲碁はスポーツとしてとらえられているのか、と考えさせられた。

 日本には、本因坊戦など2日制の棋戦が三つあり、棋士はこの3大棋戦を目標に体を慣らし、
研さんを積む。伝統文化として最善を求め、一手に何時間もかけてきたのだ。
しかし、世界的には囲碁のスポーツ化が進み、持ち時間は短縮傾向。勝ちにいくなら戦略と訓練が求められる。


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