10/12/02 18:42:52
- 日米演習に戦略爆撃機投入=北の脅威抑止、中国けん制-米太平洋軍 -
【ワシントン時事】沖縄周辺海域などで3日(日本時間)から始まる米軍と自衛隊との日米共同統合演習に、
米太平洋軍がB52戦略爆撃機を投入することが分かった。原子力空母「ジョージ・ワシントン」ともども、
北朝鮮の脅威の抑止と、海洋権益を強硬に主張し、東シナ海や南シナ海で軍事活動を活発化させる中国
けん制の狙いがあるとみられる。
B52は核爆弾や空中発射巡航ミサイルなどを搭載できる。中国が対艦弾道ミサイルで、米軍の抑止力の
要となる空母の接近を拒む戦略を進めていることも、航空戦力を重視してB52を投入する背景にあるとみら
れる。米側は三沢基地(青森)のF16戦闘機など航空機約180機を参加させる。B52は日本の南西諸島に
接近する敵の大型艦を爆撃する想定で使用される可能性がある。太平洋軍によると、B52は11月現在、
グアムのアンダーセン基地に数機配備されている。
太平洋軍は「共同統合演習では地域の安定と平和を維持するための日米の防衛力を示す」としている。
米側は演習を「鋭い剣」と名付け、米兵約1万人が参加。自衛隊とともに島嶼(とうしょ)防衛や北朝鮮の脅威
を想定した弾道ミサイル迎撃訓練も実施する。米韓合同演習に続く大規模な実動演習となり、北朝鮮や中国
の反発も予想される。
米海軍からは巡洋艦「カウペンス」など弾道ミサイル対処能力のあるイージス艦や海軍佐世保基地(長崎県)
を拠点にする強襲揚陸艦「エセックス」、対地攻撃能力を持つ巡航ミサイルトマホーク搭載の原子力潜水艦2隻
も参加する。
米第7艦隊は「われわれは朝鮮半島情勢を注意深く監視しており、日米演習中であっても、ジョージ・ワシン
トンを中心とする空母機動部隊は北朝鮮情勢に即応できる態勢を維持する」とコメントした。演習は東シナ海
や九州西方、四国南方の海域などで、10日(同)まで実施される。
ソース : 時事 (2010/12/02-18:19)
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