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【書籍】 日本のアジア侵略が冷戦体制の原因、正しい歴史認識で過去の反省と清算を~丸川哲史明治大教授「冷戦文化論」★2[12/01] - 暇つぶし2ch1: ◆TOFU75Z77Q @甘味処「冷奴」φφ ★
10/12/02 02:51:05
URLリンク(img.yonhapnews.co.kr)

(ソウル=聯合ニュース)第二次世界大戦当時、ドイツに占領されたフランスとドイツが和解できたの
はドイツの徹底した過去の反省があったためだ。

だが、日本は未だ過去の歴史に対する徹底した反省と謝罪をしないまま絶え間ない妄言などでア
ジア被害国を傷つけている。第二次大戦戦犯の日本がアジア侵略の歴史をそのように気楽に忘
れることができたのは冷戦体制のおかげだった。日本は冷戦体制の下で過去を忘却した。

戦争で没落した日本が再び経済的跳躍の踏み台を手に入れた契機もやはり東アジア冷戦体制を
固めた朝鮮戦争だった。日本の東アジア研究者である丸川哲史明治大政治経済学部教授は著
書「冷戦文化論」で日本人にとって果たして冷戦はどのような意味を持つのか答えを探した。

丸川教授はその答えを得るために1945年以後、日本の映画と文学が朝鮮戦争と東アジアの冷
戦をどのように記憶しているのか、また、どのように忘却しているのか調べた。米国で朝鮮戦争が
よく「忘れられた戦争」(forgotten war)と呼ばれるように映画、文学作品など日本の主流文化で朝
鮮戦争は1950年代戦後日本の風景を描写する一部に記憶され消費されてきた。

朝鮮戦争の当事者の韓国人をはじめとする東アジア人に冷戦は苦痛と痛みの時間だったが、日
本人に冷戦は戦後民主主義と高度成長を成し遂げた、美しかった時期の話として記憶されている
と著者は分析する。著者はこの本で冷戦体制下、日本が占めた特権的位置を反省的に振り返り
ながら正しい歴史認識のためには「朝鮮戦争の記憶を取り戻すだけでなく、朝鮮戦争以後の時間
を私たちが生きているという自覚、いわゆる日本の'戦後'を'朝鮮戦争後'に代える作業が必要」と
力説する。

日本の度を越えた北朝鮮嫌悪と「北朝鮮たたき」にも憂慮を見せる。日本がややもすると冷戦とそ
れ以前の植民地の歴史を忘れて自身を自ら被害者と考える愚を冒す可能性があるということだ。
著者はまた、日本のアジア侵略の歴史が冷戦体制の原因であっただけに冷戦に対する正しい歴
史認識こそ過去の歴史反省と清算の基本条件だと強調する。

1990年代日本知識人社会に世界的な脱冷戦の雰囲気に乗って過去の歴史を反省し清算しようと
する動きがあったが「東アジアでは冷戦が完全に終わっていないという基本的な状況判断が希薄
だった」と指摘する。

344ページ.1万9千ウォン.

ソース:聯合ニュース(韓国語) <日本人は冷戦をどのように記憶するだろうか>
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)

関連スレ:
【朝鮮半島】 日帝よりさらに多く韓民族を殺した北朝鮮~サーモン英タイムズ特派員[11/26]
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★1の立った時間 2010/12/02(木) 00:40:43


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