10/12/01 19:41:43
- 夫が性的関係を強要、離婚訴訟で外国人妻が勝訴 -
ソウル家裁判決
韓国人の夫が必要以上に性的関係を求めるのに対して、外国出身の女性が拒否反応を示し、
同居を始めてからわずか1カ月で家出した後、離婚訴訟を起こし勝訴した。
ソウル家庭裁判所家事6部(金重南〈キム・ジュンナム〉裁判官)は先月30日、中国人女性Aさん(25)
が夫(49)を相手取り、離婚と慰謝料の支払いを求めた訴訟で、「夫婦は離婚し、夫はAさんに慰謝料
100万ウォン(約7万2000円)を支払うように」という判決を言い渡した。
家裁によると、Aさんは中国の結婚紹介所を通じて夫と知り合い、2008年に婚姻届を提出、昨年1月
に韓国へ来て同居を始めた。ところが、Aさんは異国での生活に慣れない上、夫が必要以上に性的関係
を求めたため、苦悩を強いられた。
夫婦のコミュニケーションに消極的なAさんに対し、夫はことあるごとに性的関係を求め、変態的な
行為を要求したことも少なくなかったという。夫は性器を大きくする手術を受け、家の中で裸で過ごす
こともあり、Aさんが拒否反応を示すたびに腹を立てるなど、強圧的なムードを作ったとのことだ。
同居を始めてから1カ月余りたった日、Aさんは夫が出勤した後、荷物をまとめて家出し、夫婦関係は
事実上終わった。そして、Aさんは夫を相手取り、離婚と慰謝料200万ウォン(約14万5000円)の支払い
を求める訴訟を起こした。
家裁は夫婦の双方に過ちがあるものの、婚姻関係を破たんさせた直接的な責任は夫にある、と判断した。
家裁は、「結婚生活を送る中で直面し得る、さまざまな難題を克服しようという努力もせず、約1カ月後
に家出した原告にも責任はあるが、愛情と信頼をもって妻に接するのではなく、性的関係に執着し、
度が過ぎていたり、常識に反する性的行為を強要した夫が家出に至る原因をつくった」と指摘した。
鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2010/12/01 11:29:56
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