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（写真）
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ベテラン俳優ツイスト・キム（本名：キム・ハンソプ）さん（74）が11月30日午前、韓一病院（ソウル市
道峰区）で死去した。キムさんは1936年に釜山で生まれ、故・申相玉（シン・サンオク）監督の
「申フィルム」に研究生として入門し、62年に映画『東京から来た男』でデビューした。その後、『裸足
の青春』など約160本の映画に出演し、個性的な演技派俳優として活躍した。
「ツイスト・キム」という芸名は、申相玉監督が付けた。キムさんは99年、韓国映像資料院との
インタビューで、「劇場大韓ニュースの時間に紹介されたダンス、ツイストを見て一生懸命練習した。
その後、『美しい寿衣』の撮影の際、大川海水浴場でツイストを踊ったのだが、そのときわたしが
務めたヨンシクという役名がツイスト・キムに変わり、それが定着した」と話している。
キムさんは、シン・ソンイル、オム・エンラン主演の『裸足の青春』で主人公に劣らぬ人気を博し、
その後、『燃える青春』『拳（こぶし）の青春』『楽しい青春』など、60－70年代の青春シリーズに出演
して話題を集めた。キムさんが最も気に入っている作品は『燃える青春』だという。この作品について
キムさんは、「わたしの役はシン・ソンイル氏の役より大きな比重を占めた」と振り返っている。90年代
にも『カンボ』『南部軍』などに出演、2001年の短編映画『捜査班長ツイスト・キム』が最後の作品と
なった。
また、キムさんは演技のほか、ダンスや歌でも大衆から愛された。普段はジーンズに青いジャケット
を好んで着用していた。キムさんは「わたしが死んだら、ジーパン姿で火葬してほしい」との遺言を
残している。
2000年の第8回春史大賞映画祭では特別功労賞を受賞。しかし06年、公演中に脳出血で倒れ、
その後は闘病生活を続けていた。
ソース：朝鮮日報
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