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【ワシントン=黒瀬悦成】「ウィキリークス」は29日、韓国の玄仁沢統一相が昨年7月、
キャンベル米国務次官補に対し、北朝鮮の金正日総書記が「2015年以降は生存していない
だろう」との見通しを伝えたことを記した公電を公開した。
別の公電では、韓国政府高官が今年2月、駐韓米大使に対し、金総書記が死亡すると北朝鮮の
体制は、「2、3年」で崩壊すると断言したとしている。
この高官は、中国は北朝鮮の核放棄に向けた6か国協議に真剣に取り組んでいないと指摘。
その根拠として、中国政府は「最も無能」で、「北朝鮮や不拡散について何も知らない」
武大偉氏を同協議の首席代表に選んだことを挙げた。
一方、29日のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、昨年2月に上海の米総領事館
が発した複数の公電は、北朝鮮に詳しいとされる中国人の専門家が、金総書記の三男、
正恩氏が後継者になるとのうわさに関し、「若すぎて経験不足」との否定的な見解を示したと
記述していた。
(2010年11月30日11時50分 読売新聞)
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