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「主敵」概念復活を検討=北の延坪島砲撃で-韓国政府
【ソウル時事】聯合ニュースは27日、韓国政府筋の話として、北朝鮮による延坪島砲撃を受け、
2010年の国防白書に北朝鮮を「主敵」と位置付ける概念を復活させることを韓国政府が検討していると報じた。
主敵概念の復活は、今年3月の哨戒艦沈没事件後に検討されたが、見送られていた。
ただ、北朝鮮の無差別砲撃で兵士と民間人に死傷者が出た重大事件を受け、再検討に入ったという。
同筋によると、国防白書は今月末に発刊される予定だったが、延坪島砲撃事件の背景などを
詳述する必要があり、発刊は遅れる見通し。
主敵概念は、1994年の南北実務接触で北朝鮮代表が「ソウルを火の海にする」と発言したのを受け、
95年の国防白書に初めて登場。ただ、04年からは「直接的な軍事脅威」などに代わり、
08年は「直接的で深刻な脅威」としていた。軍当局は当初、こうした表現を10年白書に使用する方針だったという。
時事通信 (2010/11/27-13:01)
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