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植民地時代に日本に渡った「朝鮮王室儀軌」など朝鮮半島由来の図書1205冊を韓国政府に引き渡す
「日韓図書協定」の今国会での承認が見送られる見通しになった。政府・与党は協定を早期に承認し、
12月に予定している日韓首脳会談で菅直人首相が李明博(イ・ミョンバク)大統領に図書を引き渡すことを
目指していたが、会期末が12月3日に迫る中、協定は衆院で実質審議入りしていない。自民、公明両党は
強引な審議には応じない方針だ。
引き渡しは今月14日、横浜市で行われた日韓首脳会談で正式合意され、日韓外相が図書協定に署名した。
しかし、自民党には「韓国から日本に返還されるべき図書もあり、協定は一方的だ」と反対意見も根強く、
衆院外務委員会で図書協定の審議が始まっていない。与党は会期延長しない方針のため、衆参両院で
協定承認を急ぐなら、強引に審議を進めるしかないのが実情だ。
一方、引き渡しに賛成する公明党の山口那津男代表も22日、ソウルで李大統領と会談した際、「できれば
全会一致が望ましい」と述べており、民主、公明両党などの賛成多数による承認には応じない構え。
民主党は26日午後も野党と調整を続けるが、合意は難しい情勢だ。【岡崎大輔、横田愛】
最終更新:11月26日(金)15時0分
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