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(ソウル=聯合ニュース)昨年12月、日本政府は太平洋戦争当時強制動員された韓国の勤労挺
身隊おばあさんらに99円(約1千300ウォン)の厚生年金を支給することにして公憤を呼んだ。
新刊「日帝強制動員、その知られざる歴史」は日本強制占領期間の朝鮮人強制動員に集中照明
した本だ。
この本は国民日報が庚戌国辱100年企画で連載した「忘れられた蛮行、日本戦犯企業を追跡す
る」記事を整理して構成したもので、国民日報取材チームはいわゆる「99円事件」に衝撃を受け、
日本強制占領期間強制動員史の取材に着手した。
この本は日帝強制占領期間になされた代表的な強制動員の徴兵と軍慰安婦に比べて相対的に
照明をあまり受けてこなかった徴用問題に焦点を合わせる。
著者らは日本本土をはじめとして南沙諸島、ロシア、サハリンなど強制動員現場を直接訪れ、歩
いて取材した強制動員被害者らの涙と苦痛、強制動員の実状を生き生きと伝える。
著者らは「さらに遅くなる前に日本戦犯企業が主導した強制動員の実状とその後の展開過程を明
らかな記録で残す必要があった」としながら「被害者が記憶し加害者も記憶してこそ真の和解が可
能で未来も開かれる」と強調する。
576ページ。2万5千ウォン。
ソース：聯合ニュース(韓国語) <日帝強制動員の忘れられた歴史を探して>
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