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今年の紅白歌合戦の人選は、合計6枠も減ったとともに、変わり映えのしない顔ぶれになった。
常連からの落選は、美川憲一が目立つ程度。かといって、スペシャル・ゲストの名もない。
今年「トイレの神様」で注目を集めた植村花菜が目を引く程度だった。
紅白は、昨年の第60回まで3カ年計画として“紅白改革”を目指してきた。しかし大きな改革はなかった。
ポップス・ロックの大物、若手の登用を目指し昨年、矢沢永吉の出場は達成したものの、
懸案の井上陽水、ユーミン(松任谷由実)の出場、サザンオールスターズの復活などは実現させることができなかった。
その一方で、紅白に長く貢献してきた演歌勢も落選させにくい“しがらみ”もある。
しかし、NHKは独自の情報で、地方の漁村・農村では依然として、大晦日の夜の風物詩として、
紅白が視聴率90%にも達する地区もあるという情報を持ち、その支持層が演歌系であるというジレンマもある。
今年の人選を見ると“改革”はいまだ遠い。
このメンバーに「少女時代」「KARA」など、日本の歌手より人気がある韓流アイドルが欠けていることのほうが不思議だ。
このあと、NHKには昨年の矢沢永吉並みの“サプライズ”の追加出場があるのだろうか?
[ 2010年11月24日 16:14 ]
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