【北核問題】北朝鮮のウラン濃縮施設、米情報機関には「最悪の悪夢」[10/11/23]at NEWS4PLUS
【北核問題】北朝鮮のウラン濃縮施設、米情報機関には「最悪の悪夢」[10/11/23] - 暇つぶし2ch1:ウルフ金中φ ★
10/11/23 18:08:11
◆北朝鮮のウラン濃縮施設、米情報機関には「最悪の悪夢」

 [ワシントン 22日 ロイター] 北朝鮮で新たなウラン濃縮施設の存在が明らかになり、米情報機関の
北朝鮮に関する情報収集能力に新たな疑問符が付く格好となった。

 北朝鮮には、米政府が把握していないウラン濃縮施設がほかにもあるのではないか。核拡散の脅威は
どの程度なのか。北朝鮮がウラン濃縮施設を公開した意図はどこにあるのか。今月北朝鮮を訪問した
ヘッカー元ロスアラモス国立研究所長が2000基の遠心分離器を目撃したとの報告をインターネット上で
公表したのを受け、こうした疑問が浮上している。

 米当局は同問題に関し、北朝鮮のウラン濃縮への取り組みは何年も前から分かっていたとして、今回の
「突然の出現」をさほど重要視していないかのように装う。しかし米中央情報局(CIA)の元長官でもある
ゲーツ国防長官は、自分は北朝鮮のウラン濃縮施設の存在を知らなかったと認めている。一方、センシ
ティブな機密情報だとして口をつぐむ米当局者もいる。

 ウラン濃縮施設は北朝鮮の山奥深くに隠されていたわけではなく、米偵察衛星が監視する寧辺の
核施設内にあった。

 「諜報の観点から言えば、最悪の悪夢みたいなものだ」。こう指摘するのは、ブッシュ政権時に国家安全
保障会議(NSC)のアジア担当部長だったビクター・チャ氏。「北朝鮮の能力は(米情報機関の)想像を
超えており、その施設はわれわれのすぐ鼻先にあったが、われわれには見付けることができなかった」と
語る。

 米当局者の間では、北朝鮮や金正日総書記をスパイすることは難しいとの懸念はこれまでも出ていた。
上空を通り過ぎる米偵察衛星の監視は逃れることも可能であり、山深い地形は軍の動きを隠すのに
役立ち、また国民は互いを監視し合っている。

 米ヘリテージ財団の朝鮮半島問題専門家、ブルース・クリングナー氏は「それに加え、核兵器プログラム
は明らかに聖域中の聖域、秘密の中の秘密だ」と指摘する。

 そうであるなら、ウラン濃縮施設を公表した北朝鮮の意図には疑問が生じる。米軍制服組トップのマレン
統合参謀本部議長は、金正日総書記が将来の権力継承を前に、後継者である三男・金正恩氏の軍人と
しての実績を引き上げようとしているとみている。

 一方、専門家の一部は、ウラン濃縮施設の存在が明るみに出たこと自体が、2002年から北朝鮮が
ウラン濃縮に取り組んでいると指摘してきた米情報機関の正しさをある意味証明していると指摘する。
非常に大規模な反応炉や処理施設が必要なプルトニウム濃縮に比べて、ウラン濃縮活動を察知する
のは難しい。

 米情報機関幹部は、ロイターの取材に「米情報機関は北朝鮮のウラン濃縮活動を何年も前から知って
いた。率直に言って、北朝鮮は狙いや能力を隠すのが常に上手だったわけではない」と述べている。

ソース:ロイター 2010/11/23 16:51
URLリンク(jp.reuters.com)


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