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日本軍「慰安婦」問題を解決するために何と20年間、毎週水曜日12時に日本大使館の前でデモ
が開かれている。世界で最も長いデモである水曜デモだ。
『20年間の水曜日』(ユン・ミヒャン著、熊津ジュニア、12,000ウォン)は世界でも最も長いデモの水
曜デモを主導する「韓国挺身隊問題対策協議会」(以下挺隊協)のユン・ミヒャン代表が青少年の
ために書いた本だ。この本は日本軍「慰安婦」おばあさんたちが見せた驚異的な歴史について語る。
大部分が10代の幼い年齢で日本軍によって強制連行された「慰安婦」おばあさんたちは「慰安婦」
時期のひどい虐待と苦痛だけでなく、解放後も故郷に帰れないまま永い歳月苦痛の中に暮らして
きた。この本はどのような過程を経ておばあさんたちが「慰安婦」になったのか、どのような苦痛を
耐えたのか「慰安婦」問題の歴史的背景をおばあさんたちの胸が痛む証言と歴史資料を土台に
生き生きと描く。
慰安婦おばあさんたちの偉大な足取り
だが、この本の最も大きな長所はおばあさんたちを単純に被害者の視線に閉じ込めていない点だ。
一番近くでおばあさんたちに接した著者は自ら自身の苦痛を脱して真実のために努力するおばあ
さんたちの偉大な足取りに感動的に光を当てている。それは生存した戦争被害者ではなく勇気あ
る告白と世の中に向けた愛を通じて人生の堂々とした主体であり、偉大な人権活動家として新た
に出発したおばあさんたちの歴史だ。
日本軍「慰安婦」問題はぞっとする戦争性暴行の一事例だ。男性中心主義と家父長的性認識が
前提で広がる戦争性暴行の問題は日本軍だけの問題ではない。ベトナム戦争で韓国軍によって
強行された残酷な性暴行犯罪、国家外貨稼ぎのために日本人観光客の「キーセン観光」を容認し、
東豆川基地の村を容認した事例などに見られるように、歪曲された「性意識」が国家主義と結合
する時「慰安婦」問題はいつでも発生する可能性がある。
この本は「慰安婦」問題の本質は今この瞬間にも地球上どこかに広がっているかも知れない「戦
争性暴行」の問題であり、その裏には男性中心主義的性意識と国家主義が隠れていることを詳
細に描く。
この本は青少年を対象に執筆された本だが、日本軍「慰安婦」問題の歴史と戦争性暴行に問題を
感じる成人読者が読んでも全く遜色がない本だ。情報一つ付け加えるならこの本の印税全ては
「戦争と女性人権博物館」建設基金に寄付されるというから、協力する気持ちでこの本を購入する
ことをやはりお薦めする。
著者ユン・ミヒャン
ソース:レディアン(韓国語) 世の中で最も長くなったデモ[新刊本]『20年間の水曜日』
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関連スレ:【慰安婦問題】 「今年こそ問題解決。そう遠くない」~慰安婦水曜集会18周年[01/06]
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