10/11/21 09:57:50
現代自動車の非正規職労動者らのストライキが6日間続く中の20日、蔚山(ウルサン)現代自動車
の前で行われた民主労組嶺南(ヨンナム)地区の決意大会で、現代自動車非正規職労動者が焚身
する事件まで起きた。彼は顔と腕などに 2~3度の火傷をして病院に運ばれたが、生命には支障が
ない事が分かった。
焚身した労動者は、現代自動車蔚山第4工場内で下請け業者とした属していたファン某さん(34歳)
で、これまで10年間現代自動車で働いていたことが分かった。ファンさんは第1工場占拠のストライキ
に参加した後、去る17日母親が苦しんでいるという知らせを受けて工場を出た。ファンさんは18日に
再び工場に入ろうとしたが、会社側の制止によって何度が遮られた後、非正規職支会の事務所で
過ごした。
(写真)
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▲ 非正規職労働者のファン某さんが焚身した直後に倒れている。
20日の3時に始まった民主労組決意大会で、ファンさんは4時20分頃に舞台の上に上がり、ペット
ボトルに入った油を頭の上から注いでライターで火を付けた。舞台の脇にいた集会参加者らが
上着を脱いで急いで火を消したが、ファンさんは手と腕、顔、耳などに酷い火傷を負って救急車で
釜山ベスティアン病院に運ばれた。幸い意識を失わず、病院に到着した後も仲間たちに「最後まで
戦おう」と話した事が分かった。
民主労組は焚身事故直後に集会を中断、1000人余りの参加者全員が48時間の野宿座り込みに
入ることを明らかにした。民主労動党は論評して、「現代自動車会社側の暴力鎮圧に抗議して、
非正規職労動者が焚身する極限の事態が起きた」とし、「不正規職労動者を永遠に奴隷として使う
ため、反人権的蛮行をためらわずに行う現代自動車に人間の血が流れているのか」と批判した。
現代自動車蔚山工場の非正規職労働組合員550人余りは、去る7月の最高裁判所の判決に
従って現代自動車の違法派遣の中断と正規職化を要求、去る15日から第一工場を占拠して
座り込みを続けている。蔚山だけではなく、全州(チョンジュ)・牙山(アサン)工場でも同じ要求が
同時多発的に提起されながら、会社側と物理的な衝突を起こしているが、会社側は会社の
雇用者ではないという理由で交渉に出ていない。
(関連写真=NAVER)
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ソース:NAVER/プレシアン(韓国語)
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