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★「協力は韓国、越と」 沿海地方知事も日本けん制
ロシア極東沿海地方のダリキン知事は１６日、地元ウラジオストクで記者会見し
「韓国やベトナムとは大きな政治問題がなく、より効率的に働くことが可能」と述べ、
今後の極東開発ではロシアと領土問題を抱えない国がパートナーとなるとの認識を示した。
ダリキン知事は１３日に横浜で行われた
菅直人首相とロシアのメドベージェフ大統領の首脳会談に同席。
北方領土返還を要求する日本をロシアの地方知事の立場からけん制したとみられる。
沿海地方では今後、液化天然ガス（ＬＮＧ）プラント建設が予定されており、
日本とロシアは１２～１４日のメドベージェフ大統領の訪日に合わせて
事業化調査の契約文書に調印する予定だったが延期された。
これに関連し、ダリキン氏は「今後まず第一に、
原油や天然ガスの加工分野での韓国との強い方向性が打ち出されていく」とも述べ、
日本が官民挙げて受注を目指すプラント建設で日本が絶対優位でないことも示唆した。（共同）
ソース 産経新聞 2010.11.16 22:53
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)