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日本デビューを果たしたばかりのK―POP歌手のライブに、いきなり数千人規模のファンが集まるという
信じられない出来事が起きている。ファンはどこでお目当ての歌手を見つけ、情報を得ているのだろうか。
インターネットの発達など、情報量が格段に増えたのが最大の理由だ。
韓国ガールズ・グループの代表格といえる「少女時代」が8月、来日記念盤のDVD購入者を対象に、東京の
有明コロシアムでライブを開催した。計3回の公演に2万人以上が集まった。10月末にはデビューしたての男性
5人グループ「SM☆SH」が都内で累計約4000人を集めるライブを開催。男性6人の「2PM」は、今月
24日にDVDを発売する。初回限定盤購入者を招いて行われるライブの開催場所は両国国技館だ。
デビュー間もない歌手がなぜそこまで人を集められるのか。複数のK―POPファンに聞くと、最大の情報源
はインターネットだという。動画投稿サイトや同じ趣味の人を探せるSNSサイト、韓国の芸能情報サイトが主
で、中には韓国語のサイトを翻訳して情報を収集するという人もいる。90年代からK―POPを聴いている男性
は、「ネットの普及で圧倒的に情報量が増えた」と、当時と今を比較する。
CS放送もアーティスト探しの貴重な情報源だ。「歌番組を見ていて、お目当てのアーティストとは違うグル
ープのファンになってしまった」という人は少なくない。ドラマのBGMが気になって調べるうちに気に入る
グループを見つけたという人もいた。現在、CS放送ではさまざまな韓国芸能関連のプログラムが組まれており、
1人ではすべてを見きれないほどになっている。情報にアクセスしやすいこともさることながら、やはり歌手
の歌やダンスが優れているのもK―POPファンが増える理由に挙げられる。「日本語でのトークも上手で、
非常に訓練されている印象」というのがファンの一般的な認識のようだ。
ところが、ファンならではの苦情も出ている。「韓国のテレビで歌っている姿を見てファンになったのに、日本
では歌詞を日本語に翻訳していて残念」という声が意外にも多い。歌の世界観が損なわれるから日本語版は
聞かないという人も。ファンの数だけでなく、こだわりも深く大きくなっているようだ。
統一日報 2010/11/17
URLリンク(news.onekoreanews.net)
写真:日本デビューしたばかりのZE〓Aもライブでは大きな歓声を受けた(10月29日、東京)
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