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記事入力 : 2010/11/16 11:47:29
現代自の非正規職が機動隊と衝突
現代自動車蔚山工場の非正規職労働組合員が15日、正規職への転換を求める集会を開き、
直後に工場に入ろうとしたが、機動隊と衝突してもみ合いとなった。
警察はこの集会を違法と見なし、50人以上の組合員を連行した。
また別の場所でも、組合員らと会社の一般社員がももみ合いとなり、双方共20人近くが肩や顔面などを負傷し、
病院で治療を受けている。
この日の衝突は、蔚山工場シート事業部内で作業を請け負っていたトンソン企業が、
会社の事情で廃業したことがきっかけとなった。
新たに作業を行うことになった企業は、会社側に対して職員と個別に契約を締結するよう求めたが、
これに関連して非正規職組合が、「新規の契約は、またも非正規職契約を結ぶものとなるため、
応じることができない。正社員として認めないのなら、ストで対抗する」などと反発したことから発生した。
組合側は、朝7時から蔚山市北区にある現代自動車蔚山工場シート事業部の第1、第2工場裏門の前に、
500人以上（警察推定）が集結して抗議活動を行い、正規職への転換をもとめるスローガンを叫びながら
工場に入ろうとした。その際、これを阻止しようとした機動隊員らともみ合いになった。
機動隊はデモ鎮圧用のカプサイシン液をまきながら工場への立ち入りを阻止し、
また20人以上の組合員を連行した。
組合側はシート事業部の第1、第2工場に入ることができなかったため、500メートルほど離れた第3工場に移動し、
再び集会を開いた。
また、同日早朝5時30分ごろには、非正規職組合員30人以上が先に工場に入って集会を準備していたが、
会社の別の職員と警察から制止を受け、連行された。
現代自動車はこの日、シート事業部に代わりの社員を投入し、製造ラインを通常通り稼働させたため、
業務への支障はなかった。
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金学賛（キム・ハクチャン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版