【中国経済】燃料油不足が深刻、トラック輸送のめど立たず 即席めん大手「康師傅」工場が操業停止[11/15]at NEWS4PLUS
【中国経済】燃料油不足が深刻、トラック輸送のめど立たず 即席めん大手「康師傅」工場が操業停止[11/15] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/11/15 17:55:54
中国各地で、トラックなどが使うディーゼル油の不足が深刻化している。台湾系の即席麺(そくせきめん)大手
「康師傅(カン・シーフ)」の四川工場は出荷ができないため、13日の操業を停止した。中国新聞社が報じた。

康師傅の四川工場では、雲南省昆明市に毎日6万箱を出荷しているが、トラック輸送のめどがたたなくなり、
13日には生産ライン4本すべてが操業を停止した。工場関係者によると、運送を委託しているトラック業者が
「雲南での燃料不足は四川省よりひどい。途中で給油できない可能性が高く、雲南までついても、戻ってこれ
る保障は、さらにない」として、輸送を拒否しているという。

同工場関係者は、製品の出荷が途切れることで市場の信頼を失い、消費者が他社製品に乗り換えることで、
シェアも下がると憂慮している。

ディーゼル油が不足しはじめたのは9月中旬ごろで、11月上旬には本格化した。中国で石油製品は価格統制の
対象であり、国は10月26日に価格を引き上げたが、品不足は解消されなかった。

中国石油大学工商管理学院の王震院長は、各地方政府が温暖化ガス排出規制の「2010年末までの目標達成」の
ため、強制停電を始めたことが、ディーゼル油の不足を招いたとの見方を示した。“防衛策”として自家発電
のためのディーゼル油を購入する企業が続出し、全国で1カ月10万トン前後の品不足が生じたという。

2010年末までの「温暖化ガス排出削減」は、同時点までを期間とする第11期5カ年規画(5カ年計画)で定め
られていた。しかし、9月ごろになり突然、極端な「帳尻あわせ」を始める地方政府が続出。企業側からは
計画性のなさと、民間側の深刻な影響に対する感受性のなさに対する不満が高まった。
(編集担当:如月隼人)


サーチナ 2010/11/15
URLリンク(news.searchina.ne.jp)

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