10/11/14 12:44:33
中国外務省の馬朝旭報道局長は14日、胡錦濤国家主席のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳
会議出席に関して同日午前に予定していた記者会見をキャンセルした。「会議日程が原因」としているが、13日の
胡主席と菅直人首相の首脳会談実施を受け、中国国内の反日世論を考慮した可能性もある。
中国代表団は横浜駅近くの高級ホテルの宴会場を貸し切り、12日にプレスセンターを開設。当初、13日夕に
馬局長の記者会見を開く予定だったが、14日午前11時に変更。さらにこの会見も開始30分前に代表団から
「取り消し」の連絡が入ったという。結局、記者会見は一度も行われなかった。
同センターには50人近い記者らが集まったが、記者会見の代わりに馬局長のコメントが配布された。コメントは
日中首脳会談について「胡主席は菅首相の求めに応じて会見し、懇談した。中国側の中日関係改善・発展に
対する原則・立場や主張を全面的に述べた」と記載。細かい会談内容に関しては「(13日の外務省発表が)
全面かつ正確なものだ」として同発表を見るよう促している。
jiji.com: 2010/11/14-12:29
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