【統一日報】オデン、ウドン、キムパプ、パッピンス…「イルシク」という名の韓国料理~開化期の食の日流[11/13]at NEWS4PLUS
【統一日報】オデン、ウドン、キムパプ、パッピンス…「イルシク」という名の韓国料理~開化期の食の日流[11/13] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/11/13 14:29:28
韓国人留学生が東京へ来て、オデン、ウドン、キムパプ(海苔巻き)、パッピンス(氷小豆)など、幼い時から
の好物がほとんど日本ルーツと知りちょっと衝撃を受けたという。そんな若い韓国人を数人知っている。現在
韓国ではこれら日本ルーツ飲食を日イル式シクと呼ぶ。いずれも韓国社会に根付いて優に1世紀を越え、駅や
百貨店の食堂でもメニューになる程大衆化している。

1876年の江カン華ファ島ド条約で開港した朝鮮(韓国)へ多くの日本人が渡ると、1885年頃には日本
公使館のある漢ハン城ソン(ソウル)南山北麓に日本人街が形成された。新都市建設当初は商人、建設業者など
単身渡韓の男性が多く、彼らの需要を満たす飲食業者がその後を追う。彼らはとりあえず小資本の簡易食堂や
屋台から始めた。扱うメニューも庶民が食べ慣れたオデン、ウドン、海苔巻き、大福餅などの類だ。

この日本人向け飲食が意外に韓国人に受けた。当時の韓国人にとってそれらは非常に珍しく旨かった。オデンも
ウドンも煮干し出だ汁しが利いていた。慶尚南道沿海ではイワシが大量に獲れたが、元来煮干し加工の習慣は
なかったようで、塩辛にする他は魚肥に利用した。日本風煮干し出汁はチゲなど韓国飲食の味を深める役割も
果たしている。

大福餅や羊羹の小豆餡の甘味は強烈だった。韓国の餅や伝統菓子にも小豆餡は使うが、砂糖を加えることはなく、
小豆本来の甘味を楽しむ程度だ。韓国庶民の手軽な甘味料は水飴、干し柿などだが、それすら決して日常のも
のではない。そんな中での甘い小豆餡の人気が分かる。1910年代韓国に製氷工場ができた後の氷小豆が、
現在のパッピンスに至るのもそんな流れだろう。

このような日式定着から窺えるものは、日韓の嗜好の近さであり、情緒の相似である。それが現代においては、
東京・新大久保など、全国のコリアンタウンの“食の韓流"となる。その先鞭としての19世紀末のソウルに現
れた“食の日流"を、考察してみたい。

佐野良一(さの・りょういち)
イベントプロデューサー(sano asian produce主宰)。元韓国日報記者、朝鮮王朝宮中飲食研究院修了。
韓国にまつわる演劇、映画、テレビ、コンサートなどのプロデュースに多数関わる。現在、月刊「韓食文化」に
“韓食ワンダーランド~その体験的考察"を連載中。


統一日報 2010/11/10
URLリンク(news.onekoreanews.net)


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