10/11/12 14:53:21
ソウル・蚕室に建設予定の123階建ての第2ロッテワールドが、11日に最終建築許可を受け、2015年の完成に
向け第一歩を踏み出した。
松坡区は11日、「1998年に最初の建築許可を受けたまま工事が中断していた第2ロッテワールドが、12年目に
して最終建築許可を受けた。地下6階、地上123階（高さ555メートル）、総面積78万 2497.25平方メートル
規模の超高層ビルとして、2015年までに完成する」と発表した。
第2ロッテワールドは当初、112階建て、面積60万7849平方メートルで建設される計画だったが、途中で設計を
変更し、今年6月と8月にソウル市の建築・交通統合審議と環境影響評価を通過した。今回、ようやく最終建築
許可を受けたことで、実質的に事業を開始することが可能になった。韓国で最も高い123階建てビル1棟と、10階
建て程度のビル7棟からなり、建ぺい率42.05％、容積率544.44％が適用される。
第2ロッテワールドの下層部は文化・商業・教育施設などとして活用され、最上層部にはオフィステル（住居を
兼ねた事務室）やホテル、展望台などが入居する予定だ。また、最上級のエコビル認証を受け、太陽光・地熱・
風力・燃料電池など新・再生可能エネルギーを適用した省エネ型ビルとして、敷地の 30％は環境に優しい緑地
が造成される。
一方、ビルの流動人口によって生じる交通混雑問題を解決するため、蚕室駅交差点のバスセンターと第2ロッテ
ワールド－石村湖水の間に自動車用地下トンネルを開設するほか、炭川方面からの地下道路も建設する計画だ。
ロッテグループは、こうした工事のため、総額1800億ウォン（約133億円）を負担する方針だ。松坡区は、「第2ロッテ
ワールドの建設で、約6兆ウォン（約4444億円）の経済効果を見込んでおり、年間280万人の観光客を誘致できる」
との見通しを示した。
金城敏（キム・ソンミン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版
2010/11/12 11:24:00
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