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【ソウル9日聯合ニュース】韓国銀行は9日、先月の生産者物価指数は前年同月より5.0%上昇したと明らか
にした。2008年12月(5.6%)以来の高水準だった。
生産者物価は、商品とサービスの出荷時に決まる一種の「卸売物価」で、時差を置き消費者物価に反映される。
韓国銀行物価統計チームのイ・ビョンドゥ次長は、2カ月続けて農産物価格の上昇が顕著だったと述べ、昨年
下半期の価格下落による反動も作用したと説明した。
農林水産品の上昇率は29.5%で、前月(29.6%)に続く大幅上昇となった。工業製品とサービスも、4.8%と
1.6%の上昇と集計された。
農林水産品のうち、野菜類は115.7%、果実類は66.4%の上昇を記録した。果実類の上昇幅は、2004年4月
(85.3%)以降で最大となった。水産食品も30.5%上昇した。野菜ではダイコン312.4%、ハクサイ276.0%
の急騰に、ニンニクも166.4%上昇するなど、キムチ漬けに必要な野菜の急騰が目立った。ダイコンは2004年
8月(373.7%)、ハクサイは1988年4月(347.2%)以来の大幅上昇だった。
工業製品では、国際原油価格と原材料価格の急騰に影響を受け、1次金属製品(15.8%)、コークス・石油製品
(9.8%)、化学製品(7.0%)などが大きく上がった。
一方、前月比の生産者物価は7月から4カ月間連続の上昇となった。ただ、上昇幅は0.1%と、前月(1.0%)
より鈍化した。農林水産品が9月に急騰した反動と分析された。
聯合ニュース 2010/11/09
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