10/11/09 09:34:50
エアバス社が製作した世界最大の最新鋭旅客機A380。既にエミレーツ航空、シンガポール航空が実際に
運航している。航空機が大きいだけに既存機種にはない施設も多い。例えば、エミレーツ航空は機内に
シャワー室を設け、A380を導入予定のある航空会社はカジノの設置も計画している。
大韓航空も来年5月から2014年まで段階的にA380を10機導入する。しかし、大韓航空はそうした特別設備
を設けない。カジノは飛行機が領空を通過する国の法律がそれぞれ適用されるため、さまざまな問題が
起きる可能性がある。
例えば、負けた客が機内で騒動を起こした場合、飛行ルート上の各国の法律をいちいち適用しなければ
ならなくなる。乗客が勝った場合でも、課税問題が頭痛の種となる。
シャワー室は水蒸気が最大の問題点だ。大韓航空関係者は「最近米国では、150頭の馬を航空機で輸送した
ところ、緊張した馬の呼吸で水蒸気が充満し、空港に引き返したケースがある」と指摘した。また、乗客が
シャワーを利用中に機体が大きく揺れ、危険な状態になることもあり得る。
航空機に積める水も制限されるため、乗客間でシャワーを使用できるか否かで差別が生じる可能性もある。
これについて、実際にシャワー室を設けているエミレーツ航空は「シャワー室はファーストクラス（14席
）の乗客のみ利用可能で、緊急時に備え、シャワー室のみを担当する客室乗務員を置き、安全には万全を
期している。シャワーの利用時間帯も出発前に乗客ごとに決めるので問題がない」とした。
大韓航空関係者は「アピール重視の特別設備よりも、座席数を400－450席で運航し、乗客の座席スペースを
広く取る方向で、サービスを提供していく計画だ」と説明した。
ソース：朝鮮日報 URLﾘﾝｸ(www.chosunonline.com)
URLﾘﾝｸ(file.chosunonline.com)