10/11/09 09:27:20
前原外相は8日の衆院予算委員会で、ロシアとの北方領土交渉について「北方領土の『ロシア化』が
強まっていることを踏まえ、交渉そのものを根本的に見直すことが大事だ」と述べ、交渉のあり方を
再検討する考えを示した。
外相は、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問した背景として「石油や天然ガ
スの価格が高騰して、今まで手のつかなかった北方領土までお金が来ることになった」とし、ロシア
政府によるインフラ整備や漁業観光支援などで北方領土の「ロシア化」が進んだと指摘。
日本が交渉のテコとしてきた経済支援の効力が薄れたとの見方を示した。ただ、政府内には、外相
の発言について「日本としては経済支援を軸にする以外に有効な手法は見当たらない」と戸惑う声も
出ている。
ソース:YOMIURI ONLINE URLリンク(www.yomiuri.co.jp)