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★ノーベル平和賞：「劉暁波氏受賞の裏に米国の圧力」
中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長が中国の反体制活動家、
劉暁波氏のノーベル平和賞受賞の背後には米国の存在があると主張した。
ドイツのDPA通信が報じたところによると、陳総参謀長は3日、
中国を訪問中のドイツのグッテンベルク国防相と北京で会談し、
「米国がノルウェー政府を通じ、ノーベル委員会に対し
劉曉波にノーベル平和賞を授与するよう圧力をかけた」と述べた。
陳総参謀長はさらに、「米国政府に反対する人物はテロリストと見なされ、
中国政府に対抗する人物はノーベル賞受賞者となる」と話し、
米国に対する不快感をあらわにした。
また、DPA通信によると、陳総参謀長は
「一部のメディアは、中国の否定的な側面ばかりを報道している」と述べ、
西側メディアが中国について偏向的な報道をしていると批判したという。
これに先立ち今月2日、グッテンベルク国防相は中国の梁光烈国防相との会談の席で
中国の人権問題に言及し、劉暁波氏の釈放と授賞式への出席を容認するよう促した。
陳総参謀長は中国軍部の実力者とされる人物で、
2007年に胡錦濤国家主席によって総参謀長に抜てきされた。
また、軍を管轄する中国共産党中央軍事委員会の委員も務めている。
北京＝崔有植（チェ・ユシク）特派員
ソース 朝鮮日報 2010/11/04 10:26:10
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