10/11/02 08:39:33
最近、日本で新たな「韓流ブーム」が社会現象になりつつあります。次々とデビューしてチャート入りを果たす韓国の
ガールズ・グループ。その背景には、ブームを作り出す、ある壮大な「戦略」がありました。
「(韓国語で)おはようございます。少女時代のソニです」(少女時代・ソニさん)
「(中国語で)こんにちは。少女時代のユリです」(少女時代・ユリさん)
「(英語で)ここに来ることができてうれしいです」(少女時代・ティファニーさん)
「(日本語で)おはようございます」(少女時代・テヨンさん)
4か国語が飛び交う会見場。1日、韓国・ソウルの外国特派員協会に姿を現したのは、人気ガールズ・グループ
「少女時代」です。19歳から21歳までの9人からなる「少女時代」。3年前にデビューし、韓国でトップに登りつめた後、
台湾やタイなどのヒットチャートでも1位を獲得。中国でもツアーを行うなど、アジア全域で活躍中です。そして9月、
満を持して日本デビュー。第2弾シングルが先週、日本を除くアジアの女性グループとして史上初のチャート1位を記録
しました。
日本の韓流ブームといえば、これまで比較的高い年齢層の女性たちに支えられてきました。この新たな韓流ブームの
特徴は、日本の若い女性の心を捉えていることです。美脚が売りの少女時代だけでなく、大人の魅力を強調する
グループ「BROWN EYED GIRLS」、ヒップダンスを得意とするグループ「KARA」などが、今年に入って次々と日本
デビューを果たしています。
1日の会見のテーマは彼女たちの世界戦略でした。
「音楽は北ヨーロッパから導入、ダンスはアメリカからなど、アジア市場に初めから合わせて企画してきました」(事務所の
代表)
「メンバー全員が研修のときから日本語の準備を着々としてきました」(少女時代・ユリさん)
事務所の代表は、単なるアジア進出にとどまらない大きな野望を持っているといいます。
「少女時代がアジアを単一化するマーケット、一番大きなマーケットを作れれば、非常に大きな意味があると思います」
(事務所の代表)
周到な準備の下、続々と上陸する韓国のガールズ・グループ。しかしその目は、すでに日本のはるか先を見据えている
のかもしれません。
ソース(TBS News-i) URLリンク(news.tbs.co.jp)