10/11/01 16:19:37
ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことに、北海道根室地方を中心に暮らす元島民やその家族は
不法占拠を続けるロシアへの怒りとやるせない思いを募らせた。
一方で、領土返還に向けて有効な手を打てない日本政府に対する不満も高まっている。
国後島出身で根室市に住む漁業池田英造さん(77)は「(大統領の訪問は)尖閣諸島の問題と同じで、日本外交
のみじめさを世界にアピールするようなものだ。ロシアでなく、日本への怒りの方が強い」と日本政府を批判した。
父親が国後島出身の別海町、酪農業島崎誠子さん(53)は「日露の友好ムードに水を差す動き」と憤った。日本
政府には「いまだに領土交渉に進展が見られないどころか、後退している」と批判。尖閣諸島での中国漁船衝突事件
にも触れ、「ロシアにとっても、日本は押せば何とかなるという雰囲気を作ってしまったのではないか」と懸念する。
ソース:YOMIURI ONLINE URLリンク(www.yomiuri.co.jp)